中野明著 

2025年8月1日
東京大学第二工学部は太平洋戦争勃発直後の1942年4月に開学し、戦後6年を経た1951年に閉学しました。わずか9年間の〝幻の学部〟と呼ばれる学部のOBたちが、時を経て各界のトップに躍り出てきました。〝戦犯学部〟という蔑称をつけられながらも、多くの経営者が輩出した〝第二工学部〟の実態に迫ります。

【内容紹介】より

【目次】
第一章  第二工学部設立の背景
第二章  第二工学部の開学
第三章  講義内容と学生生活
第四章  戦時下の研究
第五章  戦後の変化と閉学
第六章  卒業生と戦後の日本経済